和装前撮りについて詳しくご紹介します

人生の様々なステージ、様々なシーンで記念写真を専門家に撮ってもらい、人生の記念にするという習慣があります。
誕生七五三、入学式卒業式、成人式結婚式等々。
人生の節目節目で記念写真を撮って家庭の記念や思い出、子供の成長記録を大切に家宝のように保存されています。
和装や洋装など、衣装にも気を配って大切な思い出を生まれ育った日本の風景の中で撮影してもらいますが、日本家屋や日本庭園に似合うのは和装前撮りでしょう。

和装前撮りにおすすめのロケーション｜屋内・屋外で人気のシチュエーション

日本人のアイデンティティーを写真として残してゆこうとするとき、スーツやドレスのような洋装よりも断然和装が選ばれます。
それは日本建築や日本庭園をロケーションの撮影の場に選ぶと、やはり似合うのが和装だからです。
大切な人生のイベントの前撮りを、和装前撮り選択する家庭やカップルが大多数です。
日本らしさを写真で後世に残そうとする場合、自然に和装前撮りが注目されそのロケーションの場を提供して撮影までしてくれる写真館もあります。
事前予約をして撮影の申し込みの際に衣装の貸し出しも利用すれば、自宅や個人として和装の準備がなくても、気軽に写真館を利用することができます。
和装のレンタルで記念写真を撮影するというパックもあります。

和装前撮りをするのに庭園が向いている理由

結婚式の記念写真を撮影する際にはスタジオが選ばれることもありますが、近年はロケーションが選ばれることも少なくありません。
屋外には素敵な撮影場所が色々とありますが、なかでも和装前撮りをする場合に人気を集めているところには庭園も挙げられるでしょう。
これほどまでに庭園が和装の前撮りをする際に選ばれることが多い理由には、和の趣があるところが多いということがあると考えられます。
白無垢や色打掛、黒引きなどの婚礼衣装に選ばれることが多い和装は和風の背景に良く似合う衣装です。
しかし写真映えのする和風の場所は、現代の日本では限られています。
また和の趣がある場所には神社やお寺もありますが、これらの場合には写真撮影をすることが出来ない決まりになっているところもあるものです。
その点、庭園は許可が得られやすいというメリットもあります。
また美しく手入れされているため写真映えする、という点も和装前撮りに向いているところです。
それ程広くないエリアに、コンパクトに映える背景が集まっているので、様々な表情の写真を撮りやすいのも良い点です。
もちろん自然を背景にすることができるところや、四季折々の表情があるところも和装前撮りに向いているところといえます。

和装前撮りで人気のアイテムにはどんなものがあるのか

成人式などの和装前撮りのときは、お気に入りの着物を着てさまざまな背景で写真を撮ります。屋外で撮影するときは、公園や自然の風景や神社などで撮ることもあります。
写真館で撮影するなら、背景はいろいろな景色を選べたり造花など人工物をセッティングしているところもあります。バックに合わせて多彩なアイテムがあり、洋装でも使うものですが定番の1つはブーケでしょう。
もう一つの定番は和傘で、たとえば川べりの石畳のような和風背景なら和傘を持って撮影するとすてきです。傘を広げて持ってもいいし、閉じた状態で持っても背景に飾っても絵になります。
畳などで座っている場面を撮るときは、紙風船や折り紙の折り鶴などを配置したり手に持っても雰囲気のよい写真になります。男性でも女性でも使えるのが扇子で、着物の柄や色に合わせた扇子を持って様々なポーズをとるのもいいでしょう。
和装という装いにこだわらず、趣味や部活などで愛用している道具や楽器などを持つ人もいます。和装前撮りをするなら、自分のこだわりも大切にしてアイテムを選ぶのがおすすめです。

和装前撮りに似合うメイクはどのようなものか紹介

和装前撮りをしたい場合は、和装にあったメイクをする必要があります。ではどのような化粧が和装前撮りに合っているのかを紹介していきます。和装を楽しむには、メイクもヘアアレンジも映えるポイントをしっかりと押さえておきたいものです。
婚礼衣装の中でも一番格上なのが白無垢です。白無垢とは神前挙式を行う場合の白い花嫁衣装であり、純白の白い衣装には「清廉潔白」「嫁ぎ先の家風に染まる」という意味が込められているといいます。
基本的には水に溶いた白粉を使用する「水化粧」をしていき、色の濃いい紅をさすのが白無垢に似合う服装であり伝統的な方法です。
近年は肌を真っ白にする化粧はだいぶ下火になり、首や襟を白くする化粧が多くなっています。眉はゆるやかなカーブを描く、笹眉に仕上げていくのが定番です。
目元はピンク系のものを使用し、アイラインはくっきりしたものを使用。切れ長に描いていきます。口紅は赤が定番です。薄めの色も希望できますが、派手なぐらいが映えます。

和装前撮りに適した季節はいつなのかを知ろう

結婚写真はドレス姿など洋装も人気がありますが、着物の美しさが見直されていることもあり、和装前撮りを選ぶ人も増えています。和装では打掛や振袖、白無垢などを着用することになりまうが、撮影の季節はいつ頃が良いのかも気になるところです。
まず、和装前撮りもスタジオ内の撮影であれば、特にこだわる必要はありません。夏場はメイク崩れや汗も気になりますが、冷房の効いたスタジオ内ならそうした心配もありません。逆に寒い時期もスタジオ内を暖かくすれば快適に撮影できます。
屋外での撮影をするなら、時期にはこだわりたいところです。比較的良いのは春や秋です。この季節は気候が安定していますし、春は美しい花をバックに秋は紅葉をバックに美しい写真が撮れることが期待できます。
屋外では、猛暑の時期は熱中症のおそれもあるのでおすすめできません。それに汗でせっかくのメイクも崩れやすくなってしまいます。台風や梅雨の時期も天候のせいで撮影が中止になる可能性もあるので避けたほうが無難です。

和装前撮りでは新婦は角隠しを被るのもおすすめ

和装前撮りをするときにはどのような衣装を着ようかと迷っている新婦も多いのではないでしょうか。そのようなときには日本の結婚式らしさを演出しつつ、華やかさやモダンさも感じられることのある色打掛や黒引き袖を着用し、頭には角隠しを合わせるのもおすすめです。
結婚式の前撮りを和装ですれば、結婚式当日に使うアイテムにも写真を使って役立たせられるほかその年の年賀状にも活用できます。
和風の婚礼衣装では日本の武家の女性にとっての礼装だった色打掛や、黒地のお引きずりという振袖である黒引き袖を着るときには角隠しを必ず被るのが基本となっています。
これを被らずに洋髪のスタイルで和装前撮りをするという方法もありますが、伝統的なスタイルで衣装を頭から足元までそろえることで格式のある写真を撮影することが出来るのが魅力です。
華やかでカラフルな色打ち掛けにも、シックでモダンな雰囲気のある黒引き袖にも調和し、上品で婚礼らしいスタイルに演出できます。

和装前撮りで定番やおすすめのポージングは

成人式などの和装前撮りは、さまざまなポージングで撮影するのがおススメです。女性が振袖で前撮りするなら、もちろん定番は扇子や和装バッグを手に持っておすましした笑顔のポーズでしょう。
もちろん、振袖ならではの華やかな柄が見えるように、手を広げて袖や着物の柄を見せるポーズも必須です。写真館でも屋外で撮るときでも、お決まりの立ち姿や座り姿以外に様々な姿を撮ると記念になります。
たとえば歩いているシーンや、立ち止まって片足の草履の先をチョンと地面につけるようなしぐさもキュートです。振袖のときは帯は華やかなだけでなく帯結びも豪華で派手なことが多いので、後ろ姿を撮ってもらって少し振りむくポーズもぜひ押さえましょう。
ヘアスタイルや髪飾りにもこだわっているなら、髪型や髪飾りが見えるように撮影するのもポイントです。
カメラ目線でバッチリ笑顔を決めて撮るのもいいけれど、わざと視線を外したりリラックスした姿を残すのもいいでしょう。和装前撮りは思い思いのポージングで、楽しい写真を残してください。

小柄な人にもおすすめの和装前撮りをチェック

結婚式の前撮りをするカップルは非常に多いです。
そもそも結婚式当日だけですと、写真撮影の時間はかなり限定されてきますしバタバタしてなかなか思い通りに撮れないということもありますのでその日だけの設定は避けた方が良いというのもあります。
前撮りをする事で、ゆったりと時間をとって思い通りに撮影を進めることが出来るでしょう。
ちなみにウェディングドレスは当日着るということもあるので、和装前撮りを選ぶという方も少なくありません。
小柄な人ですと、和装の方がサイズ調整もしやすかったりしますし、意外と選べるものが多かったりします。
和装前撮りで良かったという声も多く寄せられていますので、スタジオでの撮影例などを参考にして選んでいくと良いでしょう。
和装とドレスとどちらも魅力的ではありますが、ドレスは結婚式で選ぶ方が多いですし、和装前撮りは和装もしてみたいという方には非常に人気がありますので要チェックです。
年賀状映えもすること間違いありません。

和装前撮りでは羽織袴をレンタルすることも可能

和装前撮りを挙式前にすることがありますが、そこでは羽織袴や花嫁衣裳などもレンタルすることが出来ます。
挙式をする企業と提携しているスタジオの場合、挙式で着用する和装で写真撮影をするプランもあります。
和装前撮りをフォトスタジオでお願いするときは、花嫁衣裳や羽織袴を持ち込むことが可能かを確認しておきましょう。
レンタルのみのプランやコースなどもあるので、それに合わせてスケジュールなども組む必要があるので大変です。
和装前撮りを行うためには、希望する日に空きがあるかを確認しなければいけません。
もし希望する日に空きがない場合は、第二希望、第三希望という風にスケジュールを挙式までに考えて調節する必要があります。
和装前撮りはレンタルするのなら、その衣装のスケジュールなどもあるのでなおさら早めの連絡が必要になるので大変です。
そのため、2か月前には予約や衣装の空きなどをチェックしておく必要があるということです。

神社仏閣で和装前撮りをすると雰囲気も出ます

結婚式の時にも写真は撮影をするけれど、もっとゆっくりと撮影をしたいという時には、前撮りを利用するのがお勧めです。
結婚式当日は本当にバタバタとしますし、例えばお色直しをしてしまいますとそれまでの衣装には戻ることが出来ませんし、その衣装だけと思って沢山撮影をしようと思うと、中座の時にも撮影タイムを入れたりしますので招待客を待たせてしまうことにもなります。
出来るだけ前撮りをお勧めします。
当日はドレスでという予定の場合は、和装前撮りも良いでしょう。
和装前撮りはスタジオで撮ることも出来ますが、神社仏閣ですとより雰囲気が出ます。
シチュエーション撮影は行っているスタジオといないところもありますので、もし出張を希望する用でしたらそれを行っている所を探すことが大事です。
出張料金は大体の所でかかることになりますが、その料金の違いが出ることもあります。
安いという理由だけではなく、様々な事を比較して選んでいきましょう。

和装前撮りは町家造りの街並みでするのもおすすめ

和装前撮りをスタジオ以外のところでしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
日本らしい和装でウェディングの記念写真を前撮りするならば、町家造りの街並みがあるところに出かけるのも良いかも知れません。
古い街道に面した歴史の感じられる木造住宅が並ぶ街並みは、レトロな雰囲気が満点で写真映えもするのが魅力です。
紋付き袴の男性や白無垢や色打ち掛けなどの女性の姿も引き立ち、和装前撮りのロケーションスポットとしておすすめできます。
観光名所にもなっている古い町並みがある地域へ旅行がてらにでかけて、結婚の記念になる写真を撮ってくるのも良いかも知れません。
思い出に残る婚前旅行になり、趣ある美しい和風の写真も残せるというメリットがあります。
とはいえ人気の観光名所の場合には、季節や時間帯によっては観光客が他にも多く訪れることがあるため和装前撮りをしたい場合には注意が必要かもしれません。
空いている時期・時間帯を選んで撮影するのがおすすめです。

和装前撮りをするなら畳敷きスタジオがおすすめ

最近は、結婚写真を前撮りにするケースが増えています。
当日も写真撮影はできますが挙式当日となると、何かと忙しく撮影に時間をかけられないという問題も出てきます。
そのためにポーズや表情が硬くなることも珍しくありません。
その点、前撮りならその日は撮影に集中できるので、リラックスした良い表情の写真になることが期待できます。
前撮りの場合も、衣装は好みで選ぶことができます。
当日とは違う衣装を選べるのも良いところです。
当日は、ドレスを着るという人も和装前撮りなら、和装姿を残すことができます。
和装前撮りをするなら、撮影スタジオに衣装が充実しているかどうかを確認しておきましょう。
着付けやヘアメイクが良いことも大事ですので、技術力が高くセンスの良い美容師が担当してくれるかどうかも確認しておきたいところです。
それから。
和装で撮るのであればやはり畳の部屋で撮りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
和装前撮りでは畳敷きスタジオが用意されているところも多いので、どのようなスタジオで撮るのかもチェックしておきましょう。

前撮りの参考サイト

大阪で和装前撮り